歯科口腔外科|大垣市・垂井町の歯科・口腔外科なら【大垣垂井歯科口腔外科クリニック】

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:土曜午後は14:00~17:00
休診日:水曜・日曜・祝日

〒503-2122
岐阜県不破郡垂井町表佐5011-2

tel. 0584-71-8282
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歯科口腔外科とは? 

大垣市・垂井町・大垣垂井歯科口腔外科クリニック・歯科口腔外科とは?

歯科口腔外科は歯・歯肉だけでなく、歯の周りの組織、上下の顎、親知らず、粘膜、舌・唾液腺、顎関節の異常など、お口に関わるすべての箇所の症状を診ることができる診療科目です。
内科的な病気に関する知識や全身管理が必要とされる科目なので、持病のある方も安心して歯科治療を受けていただくことができます。
お口周りの疾患は、健康を維持するために迅速な治療が必要です。
少しでも気になることがあれば、早めに受診して治療を受けるようにしましょう。

日本口腔外科学会 口腔外科専門医の
院長が診療いたします

大垣市・垂井町・大垣垂井歯科口腔外科クリニック・日本口腔外科学会 口腔外科専門医の院長が診療いたします

口腔外科専門医とは、日本口腔外科学会が認定する資格です。
歯科医師(医師)免許を取得後に初期臨床研修を修了してから6年以上、学会が認めた大学の付属病院などの医療機関において口腔外科に関する診療と学術活動に従事し、さらに一定以上の実績を持つ者だけが申請することができます。
書類審査、筆記診査、面接、手術診査のすべてに合格した者のみが与えられる資格です。
また、資格取得後も専門医として高い臨床レベルを維持するため、一定の研修実績を上げることや、学識・診療技術の向上に努めることが求められています。

親知らずの抜歯

大垣市・垂井町・大垣垂井歯科口腔外科クリニック・親知らずの抜歯

親知らずが横や斜めに生えてしまうと、隣り合う歯にぶつかり、むし歯や歯肉の腫れなどさまざまなトラブルの原因となります。
このような親知らずがある場合は、まだトラブルが起こっていなくても早めに抜歯することをおすすめします。
当院の院長は難症例の抜歯経験が豊富ですので、他院で断られた方もご相談ください。
親知らずが上下きれいに並んでいて噛み合わせも問題なければ、抜歯をする必要はありません。

抜歯が難しい親知らずの種類とは

歯・歯の根の形
前の歯に食い込む、根が湾曲している、完全に骨に埋伏しているなどの場合は、抜歯に時間がかかる場合があります。

口の開き具合
生まれつきの口の形や顎関節症などの理由から口が大きく開かない場合、器具が奥まで届きにくいため、抜歯に時間がかかることがあります。

下顎の血管・神経との位置関係
下の顎の中には太い神経や血管が通る「下顎管」という管があり、親知らずはこの下顎管の近くに埋伏していることが多いのです。下顎管との位置関係を確認してから抜歯を行わないとトラブルを起こす場合があるので、高度な技術が必要になります。

歯根の先端の治療

大垣市・垂井町・大垣垂井歯科口腔外科クリニック・歯根の先端の治療

むし歯が悪化して神経まで菌に侵されると、一般的には歯の根を治療する「根管治療」を行って歯髄を取り除きます。
しかし、根管治療後に細菌による感染が根尖まで及ぶと、根尖周囲骨まで炎症を起こすことがあります。
また、慢性的に歯根の先端に膿がたまる歯根嚢胞(のうほう)になり、根管治療を行っても完治せずに何度も症状が悪化してしまう場合は根尖部の外科手術が必要となります。

鏡視下歯根端切除術(準備中)

歯の根の先に歯根嚢胞(しこんのうほう)や歯根肉芽腫(しこんにくげしゅ)などがあり、根管治療だけでは治癒が難しい場合や、根管治療ができない場合に行います。
嚢胞などを外科的に除去し、同時に歯の根の先端を切除します。
当院ではマイクロスコープ(歯科用顕微鏡)を使用し、病巣を大きく拡大することで手術を行う範囲をできるかぎり小さくし、病巣を的確に除去します。骨は約6~9カ月で修復します。
この方法で、従来は抜歯するしかないといわれた歯を残せる可能性が高くなりました。

顎に起こる症状と病気

顎関節症

顎が痛い、顎から音がなる、口が開かない など
生活習慣やストレス、外傷などにより顎の関節に異常が起こる病気です。時間が経過しても完治しにくい傾向があります。
生活習慣の改善やかみ合わせの調整、マウスピースの装着で治療しますが、重症になると外科手術をするケースもあります。

顎骨骨髄炎

口腔粘膜の腫れ、痛み、歯のぐらつき、高熱、倦怠感 など
歯を支える顎の骨組織が細菌によって炎症を起こしている状態です。
感染の原因はむし歯や歯周病の悪化、抜歯、根管治療後、ビスフォスフォネート薬剤の服用などが考えられます。
早めに抗菌薬を投与し、重症の場合は外科的に腐骨を切除することが必要な場合もあります。

舌や粘膜の症状と病気

大垣市・垂井町・大垣垂井歯科口腔外科クリニック・舌や粘膜の症状と病気

口腔粘膜とは、お口の中の歯以外の部分です。食事や外傷、修復物、入れ歯などの刺激が多くて汚れやすく、さまざまな症状が出やすいです。
疾患としては「お口の中の原因によって起こるもの」「全身疾患の部分症状として現れるもの」「皮膚疾患の部分症状として現れるもの」と大きく分けて3つがあります。
口腔外科のみで検査・診断・治療を一貫して行うよりも、他科と連携しながら治療を進めることが多くなります。

舌痛症

舌にピリピリ・ヒリヒリとした痛みを感じる、舌がしびれる など
舌に炎症性の変化がみられないのにピリピリした痛みが起きることがあります。多くの場合は原因が特定されませんが、ストレス等心因的なものが関与していることがあります。
治療は難しく薬物による治療を検討します。

粘液のう胞

水ぶくれのようなできものがある、できものが腫れている
唇・舌・頬の粘膜の下にある「小唾液腺」から唾液がうまく分泌されずに、周囲の組織中に唾液が溜まってふくれた状態です。
外科的切除を行い再発を防ぐためにのう胞だけでなく、原因になった小唾液腺も摘出します。

唾石症(だせきしょう)

食事の時に急激にツーンと強い痛みを感じる、唾液腺が腫れる など
唾液腺や唾液管に結石ができて管が詰まる病気で、ほとんどは顎下腺に生じます。唾石の原因は導管の炎症や唾液の停滞、唾液の性状の変化などです。
小さな唾石は自然に排出することもありますが、場所によっては切開して唾石のみを摘出します。

口腔乾燥症

口が渇く、味覚が変わった、口臭が気になる、舌がひびわれる など
唾液の分泌が少なくなり舌が乾燥してしまう病気で、ドライマウスとも呼ばれます。
水分の摂取量が少ない、急激に体内の水分が失われた、薬物の副作用で唾液の分泌量が減少してしまうことなどが原因です。
唾液腺マッサージ、口腔保湿剤の使用、生活習慣の改善を通して治療を行います。

口腔がん(悪性腫瘍)

舌や歯ぐきが赤または白に変色している、硬いしこり、腫瘍がある、首にしこりがある など
口の中にできるがんのことで、舌がん、口底がん、歯肉がん、頬粘膜がんがあります。
ほとんどが粘膜の上皮から発生し、とくに舌がんは口腔がんの約40%を占めます。
一般的には手術療法、放射線療法、抗がん剤の3種類を、単独あるいは組み合わせて治療しますが、当クリニックでは早期に発見し悪性腫瘍を治療できる総合病院に依頼いたします。

外傷治療

大垣市・垂井町・大垣垂井歯科口腔外科クリニック・舌や粘膜の症状と病気

お口周り、口腔内のケガの治療 歯科口腔外科はお口の中の外科治療だけではなく、外傷に対する治療も行います。
とくに顔面は交通事故をはじめ、作業事故、スポーツ事故、転倒など、さまざまな原因で外傷を受けやすい部位です。もし顔のケガで受診する科目を迷われたら当クリニックにご相談ください。
顎の骨折や歯の脱臼、咬合の異常などを総合的に判断し、治療します。

歯が抜けてしまったら

転倒などで歯が折れたり、抜けた歯が手元にある場合は元に戻せる可能性があります。
歯は乾燥しないよう、きれいに洗ってお口の中で保存するか、新しい牛乳に入れてお持ちください。歯を元に戻す確率を上げるため、できるだけ早くご来院ください。